長時間にわたる緊張と集中力が求められる夜勤において、途中でとる食事は看護師のパフォーマンスを左右する重要な要素です。深夜という特殊な時間帯に口にする食べ物は、エネルギー補給になるだけでなく、その後の眠気や胃腸の調子にも大きく影響します。たとえば、空腹を満たすためにカップラーメンやスナック菓子を食べてしまうと急激に血糖値が上昇し、その後に強い眠気やだるさを引き起こす原因になりかねません。また、消化に悪い揚げ物や脂っこい食事は胃もたれを起こし、仕事への集中力を削いでしまいます。
そこでおすすめしたいのが、身体に優しく持続的なエネルギー源となる食べ物です。体内から温め、心身をリラックスさせてくれる温かいスープや味噌汁は非常に適しています。インスタントのものでも、乾燥わかめや野菜などを追加すれば手軽に栄養価を高めることが可能です。小腹が空いたときは、消化が良くゆっくりとエネルギーに変わるものが理想と言えます。バナナやヨーグルト、ナッツ類、チーズなどが挙げられるでしょう。これらは血糖値の急激な変動を抑え、安定したコンディションの維持に役立ちます。甘いものが欲しいときは、チョコレートよりもドライフルーツやカカオ含有率の高いチョコレートを選ぶと良いです。
食べるタイミングの工夫も快適な夜勤に不可欠となります。勤務が始まる前はおにぎりやサンドイッチなどで済ませておき、深夜の休憩時間には前述の軽食でエネルギーを補給する分食スタイルがおすすめです。一度にたくさん食べると胃腸に負担がかかり眠気を誘発しやすいですが、数回に分けて少しずつ食べることで安定した血糖値を保ち、身体への負担を軽減できます。水分補給も忘れずに行いましょう。カフェインのとりすぎは睡眠の質を下げるため、水やお茶を中心にリラックス効果のあるハーブティーなどを取り入れるのが賢明です。